「全国教習所協会(全指連)とは?その役割と歩みを徹底解説」
2022-8-11
はじめに
教習所運営に携わる皆さまにとって欠かせない存在、「全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)」。本日はその理念、構成、歴史、そして取り組みについて、わかりやすくご紹介します。
1. 全指連とは
一般社団法人「全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)」は、全国47都道府県の指定自動車教習所協会を会員とする業界団体です。教習所の健全な発展を支え、交通の安全と社会公共の福祉の向上を目指すことを目的としています。警察庁と業界をつなぐ橋渡し役としても重要な存在です。一般社団法人 全日本指定自動車教習所協会連合会
本部は東京都千代田区九段南にあり、運営の中心地として機能しています。
2. 沿革:歴史と成長の歩み
- 昭和36年11月:全国の指定自動車教習所を統括する連合会として創立。
- 昭和39年11月:社団法人として再編成。
- 昭和42年6月:各都道府県協会を正式に会員とする組織に組織改編。
- 平成25年4月:一般社団法人への移行。
- 事務所移転:平成25年8月に所在地を新宿区から千代田区九段南へ移動。一
これまでに教習所卒業者は数百万人に及び、業界全体の基盤強化に貢献してきました。一
3. 組織体制と主要メンバー
全指連の要職として、会長、副会長、各地区連会長、専務理事などが連携し、業務を進めています。主な役職と氏名は以下の通りです。一
- 会長:桐 裕
- 副会長:相馬 純一(北海道協会会長)、鈴木 隆男(東北地区連会長・宮城県協会会長)など
- 専務理事:扇澤 昭宏
- その他、大学教授や交通安全関連団体の理事長なども参与・顧問として参画
広く交通安全教育の専門家や行政関係者と連携し、業界を牽引しています。一
4. 教習所の役割と基準
指定自動車教習所は、以下の厳格な基準に基づいて運営されています:一
- 人的基準:公安委員会の審査に合格した指導員・検定員配置が必須。
- 物的基準:教習コース、設備、教習車両などの面積・構造が法的基準を満たす必要あり。
- 運営基準:所定の学科・技能時間に基づく教育実施(例:普通車であれば学科26時間、技能34時間)など。
全指連はこれら基準の普及や改善に貢献することで、各教習所の質の向上に寄与しています。
5. 主な活動と取り組み
- 全国大会の開催:例えば2022年には、第55回全国大会で功労者が表彰されました。会長のあいさつでは、改正道路交通法への対応、デジタル化推進、新型コロナ対策の継続が課題として挙げられました。
- 競技大会・教育プログラム:2024年10月には学科教習競技大会が開催され、ライブ配信やスクリーンによる競技会場の中継なども行われました。
- 個人情報保護指針の改訂:2024年4月、業界向け指針が改正され、それに伴い全指連も対応。一
6. 今後の展望
全指連は引き続き以下に注力してまいります:
- 交通安全への貢献強化:事故防止のための運転者教育の充実
- デジタル化の推進:業務効率化や非接触対応などへの取り組み強化
- 法令改正への迅速対応:関連法規の変更に柔軟に対応
- 会員教習所への支援:教育ノウハウの提供や事故防止対策の普及
終わりに
全指連は教習所業界の中核として、教育の質や安全性向上に寄与し続けています。今後も、時代とともに変化するニーズに応えつつ、教習所の支えとなる存在であり続けることでしょう。



